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Mikado

更新日:2019年5月13日



エドモントンにはいくつかの日本料理店がありますが、中でも長い歴史を持っており、筆者がオススメしたいのがMikadoです。今回はエドモントンにある3店舗のうちキャンパスから最も近いDowntown店を紹介したいと思います。


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LRTのCorona stationから徒歩で約10分にあるMikadoは、周りのレストランとほとんど見分けのつかない外観とは裏腹に、内装は日本の寿司屋を模した作りとなっており、いきなり日本に帰って来たかのような気分になります。カウンター席やテーブルはもちろん、座敷も6部屋用意されており、ちょっとしたパーティーを行うのにもちょうど良い場所です。早速メニューを開いてみると最初のページにはMikadoについての歴史が書かれています。これもまた日本を思い出させられます。


Mikadoは日本の寿司屋風に造られている

Mikadoは1972年にアルバータで初めての日本食料理店としてスタートしました。カナダ人の口にも合うように料理をアレンジしつつ、決して日本からは遠ざけすぎない、誰でも和食を楽しめるような料理を提供しているのです。Downtown店はそのように始まった一号店を移転したもので、現在営業中の3店舗の中では最も古いお店となっています。そこで働くのは日本で厨房の経験を持つ料理人や、日本人を含むウェーターの皆さんです。他の和食店と比べても日本人の従業員が比較的多く、店内で日本語が飛び交っているのもこの店の特徴です。


さて、肝心の料理について。まずオススメしていただいたのがSpinach Goma-aeです。日本ではおなじみのほうれん草のおひたしをアレンジしたものになります。ほうれん草のおひたし独特の風味や塩辛さを残しつつ、味噌のような甘さのオリジナルソースとともにいただきます。また味だけでなく見た目にも手が施されており、様々なこだわりの見られる一品です。続いて紹介していただいたのがBBQ Squidです。こちらはイカの姿焼きにオリジナルのセサミソース(白ごま)がついてきます。香ばしいイカと程よく甘さと塩辛さの混ざったソースがうまく絡み合った絶品で、お酒のお供にもちょうど良いです。


左よりSpinach Goma-aeとBBQ squid


それらの中でもMikadoに行った際に是非食べたいのがお寿司です。カナダで水揚げされた魚はもちろん、築地市場から入荷された魚も使用されているそうです。日本で食べられるような握りや刺身の他に様々なアレンジの施された巻き寿司も楽しむことができます。中でも筆者がオススメしたいのがAlaskan rollです。見た目はほとんど太巻きと変わりませんが、中にはとろけるようなサーモンとアボカドが詰まっており、そこに程よい塩辛さを加えるカニマヨ、そしてキュウリと飛び子が食感にアクセントを加えています。他にも様々な種類の巻き寿司が用意されており、そのどれもが日本人とカナダ人のどちらにも好まれるように工夫されています。


筆者オススメのAlaskan Roll

これらのレギュラーメニューの他にMikadoでは月や季節、イベント毎にSpecial Menuも用意されています。特にDowntown店にはパテシエ出身の料理人もおり(2019年3月現在)、今後は和菓子に似たようなものも提供したいそうです。Special MenuはレストランのSNSまたは店頭にて確認することができます。


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日本食が恋しくなった時や我々の誇る日本料理を外国人に紹介したい時、ちょっとした宴会を行いたい時などは是非訪れてみてください。あなたもその料理の美味しさに虜になることは間違いありません!


<営業時間>

・平日:11:00〜22:00

・土曜日:12:00〜22:00

・日曜・祝日:16:00〜21:00

(電話予約可・ラストオーダーは閉店の30分前)


※営業時間・メニュー等は変更となる場合がありますのでウェブサイトやSNSでご確認ください。






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